第四話

合宿最終日には夏川が戻り、つつがなく(?)合宿全日程が終わった。

最後と言う事で、練習後の打ち上げにも参加した。

たった数日とはいえ、合宿を支えてくれたに部員達も次々と感謝の言葉を伝えていて、ちょっと涙ぐんだがいた。

いつもより遅くなった時間に、ここ数日当たり前になったを家に送る事にした。

「ほんとサンキューな。めっちゃ助かったよ」

「お役に立てたならって食事くらいだったけど」

「俺らの食事ってトレーニング兼ねてるし、まじ感謝。」

「それなら良かった。これで御幸も自主練できるね」

「今だってしてるし」

「ランニングだけだけどね」

「でもみんなクラスにいる時と別人だね」

「そう?」

「うん……」

「どうかした?」

「なんか凄いな~って」

「そう?」

「うん。っと、毎日送ってくれてありがとう。」

「これくらい当たり前だって」

「それでも、ありがとう。帰りは気を付けて」

「ああ……」

いつもの様に手を振って自転車を停めているに「なあ」と声を掛ける。

「なに?」

「正月さ、初詣行かない?」

「初詣?練習は無いの?」

「さすがに年末年始はな」

「良いけど……必勝祈願しないとだね」

「だな。後連絡先教えてくんない?」

「ああ、そうだね。ちょっと待って」

そしてカバンの中からスマホを取り出し、連絡先を教えあって別れた。


2024/04/26

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