ダイヤのA
そして後で気づくのは
練習中に課題であるワークを机に入れっぱなしな事に気付く。
面倒ながらも練習が終わってから教室に行く事に。
「どこに行く!御幸一也!!これから投球練習に・・・」
「うるっせーな、忘れ物取りに行くんだよ」
「珍しいですね、御幸先輩が忘れ物なんて」
「いや、結構あたり・・・」
「うるせ!」
「むむっ・・・むむむっ・・・・・・怪しい」
そして俺について一年三人組がくっついてくる。
俺の教室に到着し、ワークを取り出すと「本当だったのか」と文句を言いながら去って行った。
まったく・・・・・・ん?
窓の向こうで電気の点いている教室がある。
あれは・・・生徒会室 ?
ワークを手にして、その部屋へ向かった。
軽くノックをして「失礼しまーす」とドアを開ける。
残っていたのは俺の彼女である一人だった。
ソファに座り、背もたれに上半身を預け眠っている。
膝から足元にかけて書類がバラバラに散らばっている。
落ちている書類を拾い上げると、各部からの予算申請書類の様だ。
書類を纏めてテーブルに置く。
彼女の隣に座った反動で振動が伝わっても起きる気配が無い。
こんな無防備なのは滅多に無い事だ。
彼女の背後から腕を回し、自分の方へ抱き寄せる。
はぁ・・・・・・なんと言うか、癒される。
『だ、誰だアレは!?』
『彼女の前だとデレだ、御幸先輩』
『しーっ!!!!もう行こう』
『だが、しかし』
廊下から三人組の声が聞こえる。
俺はドアの隙間の方を見て、にーっと笑う。
そして彼女の額にキスをした。
その瞬間、廊下でバタバタガタガタと音がして『魔物が出たーー!』と言う叫びと共に走り去っていった。
「はっはっはっ。つーか魔物って俺かよ」
「・・・んー?」
「あ、起きた?」
「あれ?御幸??」
「忘れ物取りに来たら電気ついてて見に来た」
「あー・・・寝ちゃった」
「無防備過ぎんだろ。他の男だったら襲われてるぞ?」
「襲うのは御幸くらいだよ」
「そ?んじゃ、遠慮なく」
「は?んっ・・・」
唇を重ね合わせながら角度を変える。
頭を上向きにすると開く唇から舌を差し入れる。
舌を絡め、吸って甘噛みして・・・彼女の欲を煽っていく。
スカートからブラウスをたくし上げ、手を差し込む。
柔らかくてスベスベとした腹部を撫で上げつつ胸へと到達。
「ふうっ・・・」
鼻から抜ける彼女の声が俺を煽る。
ブラジャーのカップをずらし、頂をそっと摘み上げる。
コロコロと転がしているうちに、そこはしっかりと立ち上がる。
「カンジたんだ?」
「バカ・・・」
彼女のショーツを脱がせ、俺を跨がせ、彼女の手が俺の肩にのる。
スカートの中に手を差し入れ、敏感な芽をこする。
「すっげーグチャグチャ」
中指を射れる。
ナカは既に熱くて十分な潤いもある。
「久しぶり過ぎてカンジるが早いな・・・」
「ふっ・・・あんっ・・・・・・」
指を増やし、速度を速める。
グチャグチャと言う水音が部屋に響き渡る。
彼女の腰も揺れ出した。
きっと絶頂が近いのだろう。
眉をきゅっと寄せ、唇から漏れる熱い吐息。
乱れた制服がまた性欲を煽る。
指を動かしつつ親指を敏感な芽を押さえると、彼女の体が跳ねた。
「あっ・・あんっ・・・・・もうっ・・・あぁっ!!!」
仰け反った体が倒れこんでくる。
それを抱き留めて背中を撫でる。
彼女を抱く腕とは逆の手で、練習着のベルトを外す。
「挿れるよ」
「ま、待って」
「むーりー」
そして彼女の腰を支え、引き寄せる。
「くっ・・・」
「はぁっん・・・」
ナカのぬめりと温度がヤバイ・・・イッたばかりだから締め付けも半端じゃねえ。
最高に気持ちいい。
彼女のナカに入り込んでいるのは体の一部でしかないのに、
何故体を駆け巡る快感を産むのか謎だよなー。
「動いてくれないと辛いんですけど」
「そんな事言ったって・・・んっ・・・」
トロンとした目で睨まれてもな~・・・可愛いだけなんですけど。
俺の肩に手を置いて、ゆっくりと上下する体。
時折下から突き上げて、快感を上げてやる。
文句を言いつつも快楽を求めて体は自然と動くらしい。
だんだんと自分で感じる場所に当たる様に動き出す。
普段清楚で生徒会なんかにいる彼女が快楽を追い求める姿は本当にエロい。
夢中で腰を動かすの胸を刺激する。
「はっ・・・はっ・・・んっ・・・・・・」
「すっげ~・・・ナカが・・・うねってる・・・」
「はぁっ・・・気持ち・・・いいっ・・・・・・」
騎乗位ってのは見てて最高にイイけど、やっぱり主導権は握らねえとな。
彼女を抱え、体をソファに横たえる。
膝を抱え込んで顔を近づけた。
「男ってさ、疲れるとヤリたくなるもんらしい」
「・・・っ・・・なんで?」
「さぁ・・・種の保存ってヤツじゃね?」
ぐっと状態を倒し、ガンガンと突き上げる。
(やべっ・・・ゴムねぇな・・・)
「あっ・・・かずっ・・・いっちゃうっ・・・」
「俺もっ・・・くっ・・・・」
「あぁーっ!」
スカートをたくしあげ、彼女の太腿の付け根に向かって射精する。
白濁した液体が、ゆっくりと彼女の足を伝う。
これはこれで・・・エロくて良い。
そして俺は机の上に置かれたティッシュの箱へと手を伸ばす。
自分の処理を終え、彼女をと思ったが・・・
j白濁した液体のせいで足が閉じられない彼女の姿がまた・・・。
ここでもう一回って言ったら、しばらくお預けだろうな。
「御幸?」
「すっげーエロい格好だなって」
「ちょっ!早く!!」
「写メって良い?」
「訴えて欲しければドウゾ!!!」
「そりゃ勘弁」
数枚取り出したティッシュで自分の吐き出したものをぬぐう。
セックスって終わった瞬間が一番間抜けだよな~。
けど、乱れた服を直すにも、そそられるんだよな。
ん?節操無くね?俺。
「救いようねえな・・・」
「今更?」
「はいはい。んじゃ、お嬢様をお送りしますか」
「・・・・・・ゆっくりお願いします」
「お姫様抱っこしてやろうか?」
「前園君でもおぶっていく?」
「部活以外は限定なんでムリー」
「それ、喜んでいいのかな?」
「むしろ喜ぶ事じゃね?」
「そうかな~」
部長になってからギスギスする部分もあるから、には本当に救われてる。
大事にしてやらねーとな。
そんな事を思った一日だった。
「むむっ・・・むむむむっ・・・」
「栄純君、もう認めなよ」
「ツンデレ」
「二人共、今度見つかったらミット構えて貰えなくなるよ?」
「「・・・・・・」」
「何か見たかね?降谷クン」
「あ・・・流れ星」
「えーっ!?ドコだ!!さあ、行こう!星の元へ」
「・・・・・・寮に戻るよ」
「「うーっす」」
2016/07/14