黒子のバスケ

笠松幸男

お尻の孔もいじめちゃう

*タイトル通りの内容で既に受け入れられない方は読まないことをお勧めします!


笠松幸男と言う男を表現するのであれば、真面目である。

若いうちに付き合うには真面目で物足りないけど、結婚相手としては最高なんだと思う。

大学生で誠実なのってどうなんだろう?

浮気されるより断然良いのは分かってる。

「実際どうなの?笠松のH」

「ぶふっ!!!?」

「ちょっ!きたなっ!!タピオカ飛んできた!!」

「ゴホゴホッ……それはこっちのっセリフでしょ!!!?30円追加したのに!」

「ケチケチすんな!」

と、吹き出して汚れたテーブルを拭き、改めて親友であると向き合う。

「で?どうなの?」

「それってこういう場所で聞く?」

「気になったんだもん」

「幸男しか知らないしなー」

「知識はあるだろ」

「まあ、そうだけど。多分良いんだと思う」

「歯切れ悪いな。イカせてくれるの?」

「それはまあ……」

「まさか正常位だけとか?」

「まさか。四十八手とはいなかいまでも、それなりには?」

「何が不満なの?」

「不満ねぇ……なんだろ?」

この話はここで終わったけど、改めて考えると何か物足りないのは確かで。

どんな時だって前戯はしてくれるし、その段階で何回もイカされるし?

ちゃんと気持ちよくしてくれるし、愛情も感じる。

どうやら幸男は巨乳好きだと森山から聞いたくらいだからDカップの胸じゃ物足りないのかも?とかは思う。

あーでも、フェラは数少ないかもしれない。

が気持ちよさそうにしてるだけで満足」とか言っちゃう人で。

どちらかと言えばその行為が好きではないけど、好きな人の為には頑張っちゃうものじゃないのかな?

(あーそっか)

私が幸男の事を愛したいんだ。



幸男は実家暮らしだから、一人暮らしをしてる私の家にデート帰りに一緒に帰る。

「今日泊ってくー?」

「ん?ああ、でも狭くないか?俺が泊ると」

「毎日シングルベッドで二人で寝るのは疲れるかもだけど、たまになら良いんじゃない?」

「なら俺もといたいしな」

「じゃあ、私が先にお風呂入っちゃうね」

ユニットバスの極狭な風呂に二人では入れない。

(入った事はあるけど厳しい)

私がお風呂から上がると幸男がバスルームに消え、私は避妊具とかをベッド周りに用意する。

程なくして幸男が上がって水分補給をしてベッドへ来た。

二人でベッドに入って雑談をして、キスを交わす。

そして私はコッソリと手にした高校の時のネクタイで幸男の両手を縛った。

「なっ!?」

そして仰向けになった幸男の上に馬乗りする。

「大好き」

彼の顔の横に両手を突いて唇を寄せる。

ちゅっちゅっとリップノイズをさせてから、舌で唇をなぞる。

ゆっくり開いた唇に舌を差し込み、歯列をなぞって舌を絡める。

すると幸男もしぶしぶ感満載で応えてくれた。

「今日は幸男を気持ちよくしたい」

頬にキスをしながら首筋へ移動する。

自分の体も片足を残したまま彼の隣に移動する。

膝頭を彼の股間に当てれば、まだ固くなってるとは言えなかった。

引き締まったウエストからスエットのズボンに手を入れ、ボクサーの中にも手を入れる。

すすっと腹筋を辿り、茂みの向こうにあるモノをゆっくりと掴む。

「くっ……」

掴んだ手で彼の亀頭を探し、ゆっくりと指でなぞる。

それと同時に彼の首筋を下でそっと辿ると、幸男の口から吐息が漏れる。

っ!」

「なぁに?」

顎のラインを下でなぞり、そのまま鎖骨を左胸を舐めて吸い付く。

乳首の上に吸い付くけど、小さくて薄い赤い印しかつかない。

「キスマークって難しいね」

「おまっ…マジでどうしたんだ?つーか、これ、外れねぇんだけど」

「縛り方調べて練習したもん」

「はぁ!?・・・・・・ッ!!!!」

握りこんだ手をそのまま、脇腹へと移動してキスをしたり下で舐めながら下半身へと移動していく。

移動する度に左手で握りこんだ幸男のモノは力を溜めていく。

そしてそれを口に含むと、幸男の体が慄いた。

「ちょっ……くっ……」

彼のモノを加えた瞬間、腹筋に力が入ったのが見えた。

力が入っていない大きな手が私の頭に置かれた。

「マジで待てって!」

「ふぁめ(ダメ)」

「咥えたまま喋っ…くっ……」

私は右手を彼の太腿の付け根に添える。

太腿の内側にある親指に力を入れる様にして膝まで往復させる。

そしてその手を私が加えてるモノの付け根より下へと移動させる。

男の人はお尻と玉の間、女性の膣がある部分も感じるんだとか聞いたのでそこを刺激する様にして撫でる。

「くっ……」

「気持ちいい?」

「っ……マジで待てっ……」

彼の膝裏に手を入れ、彼の体を少し横向きに変える。

そして……

「おまっ!どこ舐めてんっ!!!!」

私は彼の後ろの孔を舐めた。

すると手の中にあるモノが、ドクリとして固さが増した。

(ちょっと楽しいかも…)

そのまま私は調子に乗ってペロペロと舐めたり、舌をとがらせるようにして入れようとしたりしていた。

「あーもう!!!!」

ガバリと起き上がった幸男が真っ赤な顔をして私を見る。

「もう射れさせろって」

「えー」

私はしぶしぶネクタイを外す。

すると視界が勢い良く回転し、幸男に馬乗りされてしまった。

「覚悟は出来てんだろうな~?」

「えっと……お手柔らかに?」

忘れてたけどこの男、案外プライドが高くて負けず嫌いだったって事を、さんざん啼かされ、焦らされてイカされまくって思い出しました。



2019/04/15