ハイキュー!!

木兎光太郎

掠れた声で愛をささやく

毎夜繰り返し行われる愛を確かめ合う行為。

ええ、毎夜です。

働いてた頃は本当に辛かった!

仕事で疲れてるのにご飯作ってセックスして。

しかも1回で終わらない。

性欲の権化みたいな男と付き合った私がいけなかったのだが。

でも私が生理の時はセックスが出来ない。

そんな時は唇を触れ合わせ、抱き合って眠った。

「俺の子を産む為の体だ!俺も我慢する」

と言って私を抱きしめて眠る。

今までの男だったら口や手で処理してと言ってたのに。

我慢して抱きしめて眠る光太郎(まあ、勃ってた辛そう)が愛おしい。

生理の間に1度は抜く手伝いをしてあげる。

「はっ・・・はっ・・・くっ・・・・・・きもちー!」

私の上で腰を振るオトコ。

毎日毎晩何度も抱いてて飽きないのかな?

直接疑問をぶつければ、

「なにいってんの?好きな女抱いてて飽きるワケねーじゃん。

 あーーー!!!!もしかしてが俺に飽きたのか!?」

と、しょんぼりモードになって面倒だった覚えがある。

光太郎とのセックスは好きだ。

必ず私の快楽を引き出してくれるし、自分だけ気持ちよくなろうともしない。

お互いがお互いのサイズにも満足してるし。

ん?光太郎の動きが止まった。

「光太郎?」

「何考えてんの?」

「んっ・・・光太郎の事」

「今は俺とのセックスの事だけ考えて!」

体を回転され、背後から光太郎が入り込んでくる。

「あぁーっ!」

シーツを握り、枕に顔を押し当てる。

すっぽり包まれ密着するアツイ体。

片手をベッドに付き、反対の手で私の陰核を押し潰す。

「あぁんっ・・・」

「くっ・・・締めすぎっ」

耳元で快楽で掠れる甘い声。

耳で、体で、声で、熱で・・・すべてで光太郎を感じる。

部屋の中は私の喘ぎ声と卑猥な水音と体がぶつかる音が響いている。

「・・・・・・っ、でる」

光太郎が状態を起こし、私の腰を掴む。

ガツガツと私のイイところを擦りあげる様に突き上げる。

「あっ・・・んっ・・・イッちゃっ・・・・・・ああぁっん!!!」

「・・・・・・あぁっ!!!」

光太郎の動きに合わせ、私のナカに熱い飛沫がぶつかる。

結婚してから避妊具を使っていないので、ダイレクトに熱を感じる。

私はそのままベッドに突っ伏した。

「すっげ~・・・」

ティッシュを取り、自分の始末を終えた光太郎。

くたくたの私の処理までしてくれるのは良いが、必ずこのセリフを言う。

自分の吐き出したモノが、私のナカから流れ出るのがエロくて良いらしい。

「なあ、。このままもう1回シテ良い?」

「んー?」

再び体を転がされ、ベッドにあおむけになった。

私を見る光太郎の目がキラッキラしている。

「あー・・・」

答えようと思っても上手く声にならない。

「声掠れちゃったな」

眉を八の字にした光太郎の首に腕を回して引き寄せる。

「・・・・・・光太郎で気持ちよくして」

「おぉーーー!!!!任せろ!!!!!!」

そして今日の第2ラウンドが始まる。

最後の方には光太郎の声も掠れ「愛してる」と囁いてくれた。



2016/9/5